ご予約・お問い合わせ:06-6442-0724

関西のそば屋にある高級食材を使った専門店がOPENしました!

by トリュフ蕎麦わたなべ【大阪・北新地】 2017-03-01

関西のそばつゆは関東とは違う理由とは?


関西 そば

関西のそばと関東のそばでは、全く味が違うという事は皆さんがご承知の通りです。
しかし、何故これほどまでに味が変わったのでしょうか?

諸説ある中でも有力とされている事を確認してみましょう。

それは、昔の関西と関東の使用していたある物に違いがあったからだと言われています。
それが、昆布です。
関西では、昆布をダシとして使う事が日常的にありましたが、関東には昆布を使うという習慣が全くありませんでした。
その理由は、昆布の流通経路に理由がありました。
昆布というのは、当時の蝦夷、今の北海道から日本海側を通って大阪にまず運ばれ、その後現在の東京に運ばれました。つまり、良い昆布は全て大阪で売れてしまい、関東では売れ残りの昆布しかなかった為、使われる事が少なかったと言われています。

その為、関西では昆布だし、関東ではかつおだしという形でだしの取り方が変わってしまった様です。

また、関西の大阪ではつゆも全て飲むという習慣が根付いている為に、濃いつゆではなく、薄めのつゆを使う事で飲みやすくしていたのでしょう。


年越しそばは、関西と関東では具も違う?違いを調べてみました


関西 そば

年越しそばと言えば、日本全国の人が毎年大晦日に食べるそばで、当たり前の様に食べますが、ここでも関西と関東の違いがありました。

先ほどご説明した様に、つゆの違いは当然なのですが、もう1つ具についても違いがあります。
それが、関東ではえびの天ぷらを乗せるのが一般的ですが、関西ではニシンをのせるのが一般的です。

ニシンそばを出しているお店もありますが、このニシンは甘露煮になっており、非常に甘味があり、そばにのせる事でその甘味がつゆと交わりまた違った味を味わう事が出来ます。

このニシンをのせる習慣そのものは、関西の京都から大阪に伝わりました。
ニシンそばで有名なのは北海道ですが、関西では京都の老舗そば屋の主人が明治の時代に発案したと言われています。

この様に、のせるものも違うという事は、年越しそばに限らず、きつねそばやたぬきそばという関東で当たり前のものが、関西にないのと同様にまだまだ奥深い歴史があります。

現在は、関西でも年越しそばにのせるのは、ニシンでもえびの天ぷらでも好みの問題となり、昔の様なこだわりというのはなくなりつつあります。


手打ちそばは関東というのは古い!手打ちそばが美味しい関西の今とは?


関西 そば

ここまで、つゆ、そして具についてお話してきましたが、ここではそば、中でも人気の高い手打ちそばについて見ていきましょう。
手打ちそばは関東というイメージは既に古いと言わざると得ません。
関西でも、多くの手打ちそばの名店や美味しいお店が増えています。
お店オリジナルの手打ちそばも多く、山形生まれの超太打ち麺や酒造の水を使用したとても爽やかでしなやかな喉越しのそば等様々な手打ち麺があります。

チェーン店等では、客寄せにもなる為に手打ちそばを公開していて、観光客などにも人気のお店もあります。
しかし、やはりそば屋となればしっかりとした仕込みを行い、あくまでもそば屋本来の食べてもらう事を優先したお店の方が多いでしょう。

最近では、そば通でなくとも有名になった二八そばや十割そばといった種類が好まれる様になり、そば好きな方も以前よりは増えているのではないでしょうか。

また、手打ちそばの体験等も出来るお店もあり、2000円~3000円程で出来るので、人気も高くなっています。

中には、そば好きが興じて自宅でそば粉を練って作る方もいる程です。
この様に、そばはやはり手打ちの方が人気も価値も高いと言えるでしょう。


そばは関西風から洋風へと移り変わったトリュフ蕎麦が最新です!


関西 そば

関西と関東とのそばの違いについて、様々な角度で見てきました。
しかし、そこから更に発展したこれからの新しいそばの形を関西の大阪で発案されました。
それが、トリュフ蕎麦です。

このトリュフ蕎麦を食べる事が出来るのが、大阪で唯一トリュフ蕎麦専門店として営業しております、当店わたなべでございます。

トリュフ蕎麦というのは、そのままトリュフが乗せられたそばです。
天ぷらやニシンと同様に、そばの上にトリュフをスライスしてのせたものです。
違う点といえば、つけ汁にもトリュフをいれている為に、香りはトリュフづくしとなっています。

そばは二八そばを使っており、香ばしい香りはトリュフに包まれ、口に入れた瞬間に甘味と香ばしさが拡がる現代の新しいそばと言えます。

歴史ある日本のそばと世界の最高級食材の1つトリュフを使う事で、次元の違うそばを味わって頂く事が出来ます。


トリュフ蕎麦専門店わたなべの麺へのこだわりはこちら